箕面滝道365日 2016年10月 |
2016年10月5日 | |
10月3日のノーベル医学・生理学賞に大隅良典さんが輝いた。この名前には聞き覚えがあり、今までの人生の中で接点があったような気がしていた。報道によると1970年ころ東大大学院に在籍しながら、当時初めての生物物理学教室が設立されてた京大で2年間研究したとある。「診察の合間に」の中の「紅茶の味」でも書いているように、私は当時生物物理学教室には進まず物理学教室の中で生物物理をテーマに研究をしていた。仲間はみんな生物物理学教室にいたから勉強3割、遊び7割目的でその教室をよくうろうろした。そこで真面目に研究していた大隅さんのことは当然耳に入っていたのだろう。大隅さんはその頃はオートファージの研究をやっていたわけではないので、私が新鮮な感覚でオートファージの話を聞いたのも無理からぬことだ。 10月4日、私は古希を迎えた。昨日のニュースがニュースだけにえらく平凡な古希を迎えたという印象だ。わが女房も私の誕生日だということをすっかり忘れていたとみえ、晩御飯のおかずはおでんだった。熱燗もついていなかったことは言うまでもない。 |
2016年10月5日〜10月5日
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